土とともに ‐食の未来は土とともにある‐
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2002年から、20年以上有機農業に取り組む中で、人にとっても環境にとっても「健康で豊かな」ライフスタイルに貢献したいと考えるようになりました。
現代は、食生活の急激な変化によって慢性的な野菜不足・食物繊維不足に陥っている人が少なくありません。
それを一因とした、生活習慣病の拡大、医療費の拡大も社会の重要な課題となっています。
「もっと、人の健康に、有機農業の拡大に貢献したい」そんな中で出会った食材が「きく芋」でした。
そして今、ワタミファームでは群馬の倉渕農場を中心に、有機きく芋栽培に取り組んでいます。
水溶性食物繊維のひとつ“イヌリン”が主成分でありながら、圧倒的な生命力を誇るきく芋。
そんなきく芋のすごさを、皆様にわかりやすく伝え、お届けしたいという思いから生まれたブランドが「スゴイモ」です。
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ごぼうと同じキク科ヒマワリ属の多年草。生で食べるとシャキシャキとした食感で、ほんのりとし た甘みを感じます。
日本では知名度の低い「きく芋」ではありますが、ヨーロッパではフランス料理のポタージュになったり、サラダのトッピングとして活用されています。また、民間療法にも重宝されてきた歴史と実績のある植物なのです。
というのも、きく芋には水溶性食物繊維のひとつとされる「イヌリン」いう成分が50%以上も蓄えられており※、現代人に必要なミネラル、カリウムなどの栄養素も含まれているから。
※乾燥粉末中
出典:ドイツのブル林工科大学のデータより
「イヌリン」は腸内細菌のえさになることで、根本から働きかけ、体を支える力となってくれる存在です。
きく芋こそ、今の時代に求めらる天然のサプリではないか!そんな思いできく芋の栽培、商品化に挑戦し始めました。
40代 男性
1か月飲み続けた結果、血液検査の結果のきなみ改善しました。すべて菊芋茶のおかげかわかりませんが、飲み続けてみます。今は、母親にも定期便で届けています。
50代 女性
血糖値の数字が大幅に改善しました!
病院でも驚かれ、しばらく飲み続けてみたいと思います。
40代 女性
便通が良くなりました!毎月乱れるタイミングがあるのですが、菊芋茶を飲んでいる間は、それがなくスムーズでした。
※個人の感想です。きく芋の効果を証明するものはありません。
その結果、
「きく芋」が「豊かなライフスタイルを支える」
一つの答えになると確信。
自社農場「ワタミファーム」で
有機きく芋の栽培と商品化に本格的に乗り出し
豊かな暮らしをサポートする商品づくりを
行っています。
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魅力がたくさん詰まった“きく芋”ですが、最終的にお客様が口にされる商品に効果がなければ意味がありません。
そこで、“スゴイモ”の商品は、臨床試験のエビデンスに基づく商品設計を行い、機能性関与成分である“イヌリン”の含有量を担保。
第一弾として、「有機きく芋茶」において機能性表示食品として届出を行いました。イヌリンには「食後の血糖値の上昇を抑える」機能があることを消費者庁長官へ届け出ています。
※機能性表示食品とは事業者の責任において科学的根拠に基づいた機能性を表示したもの。
いいことづくめのきく芋ですが、あまり作物や商品が出回っていないのにも理由があります。
● 保管が困難
● 形がいびつで洗浄加工に手間がかかる
● イヌリンの扱いが難しい
など。これらの課題をカバーするため、様々な工夫を行っています。
原料の品質保持については、収穫~加工までのリードタイムを短くすべく、加工場との連携を強化。一時保管、配送時の状態も細かく打合せ、改善を繰り返しています。
有機の加工では、洗浄工程に薬剤を使いません。痛みや土の除去には収穫時のチェックに加え工場での2重洗浄と念入りに手間をかけます。
また、イヌリンは吸湿性が高く、べとべとになるため、機械が動かなくなることも。試行錯誤を重ね乾燥温度や加工手順を開発、常に新しい方法も模索しています。
そして、いくら体に良くても、美味しくなければ続かない。
そんな思いで信頼できる「効果」と「美味しさ」の両立を目指し、きく芋の魅力を楽しんでいただける商品に仕上げています。
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主原料であるきく芋は、国産有機100%。
ワタミファームの4農場(群馬県倉渕農場を中心に、千葉県山武農場・佐原農場、長野県東御農場)で栽培しています。
健康のために取り入れるものだから、
健康な作物を育てること。
環境負荷の少ない栽培方法で、
持続的に栽培を行うこと。
そのために、自然の力を借りながら、
多様な微生物が生きている豊かな土できく芋を育てています。
2020年、ワタミファームでは初めて有機きく芋の栽培に取り組み始めました。
きく芋は、驚くような生命力を発揮する作物です。有機農業の一つの課題は「除草」ですが、雑草にも負けずに、ぐんぐんと成長するきく芋は、非常に頼もしい存在。そこで一番苦労したのは、土の栄養を大量に消費するきく芋のために、土に栄養を返すこと。その生命力を妨げないためにも、手が抜けません。
収穫量だけではなく、成分値にこだわるべく、菊芋の成分分析を行い品質の高い菊芋の栽培に向けて試行錯誤を重ねています。
5月
6月
7月
8-9月
10-11月
12-1月
イヌリンを多く摂り入れるだけなら、
きく芋から抽出したイヌリンや、合成イヌリンのサプリで充分かもしれません。
けれども、私たちは
自然の循環の中で生み出された作物に感謝をしながら、
その恵みを余すところなくいただきたい。
一物全体の考えのもと、
極力無駄を省き、素材の良さを逃すことなく皆さんにお届けしたい。
その思いで、試行錯誤を繰り返し、
「スゴイモ」は、皆さまに健康と美味しさをお届けしていきます。