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ワタミオーガニック新聞 
第9回Newspaper

私たちは、植物のどの部分をを食べているのでしょう?

私たちは、野菜のどの部分を食べているのでしょう?

野菜は千差万別。食べる部分もいろいろ。

毎日の食卓に、彩りと栄養を与えてくれる野菜。私たちの食べる野菜は植物のどの部分か、ご存じでしょうか? 実は、とてもさまざま。たとえばトマトは、種を含めた実を食べていますし、ブロッコリーは花のつぼみを食べています。

実(種)を食べるトマト

実(種)を食べるトマト
種は植物の命の大本、その周りを覆うのが実。トマトやキュウリのほか、オクラやカボチャも実(種)を食べています。

花(つぼみ)を食べるブロッコリー

花(つぼみ)を食べるブロッコリー
ブロッコリーは、茎から枝分かれした先の小さな花のつぼみを食べています。花のつぼみを食べるのは、ミョウガなどもあります。


玉ねぎを半分に切ったイラストをご覧ください。玉ねぎの球体と根の境に茎があります。不思議な形の玉ねぎですが、私たちが食べている球体は“葉”にあたる部分なのですね。

葉を食べる玉ねぎ

葉を食べる玉ねぎ
レタスやキャベツなどは葉を食べる野菜ですが、実は玉ねぎも、茎から伸びた葉の付け根が太った部分を食べているのです。


 
また、多くの方が意外に思うのが、じゃがいもとさつまいも。同じ芋類でありながら、まったく別の部分を食べています。さつまいもの表面に、ひげのような根が付いていることがありますよね。さつまいもは根菜と呼ばれる通り、根が肥大化したもの。にんじんなどもこれにあたります。一方、根ではなく茎の一部を食べているのがじゃがいもです。言われてみると、芽はあっても表面はつるつるです。茎を食べるものは、ほかに生姜などがあります。

根を食べるさつまいも

根を食べるさつまいも
さつまいもを観察すると、表面にひげのような根があります。根が肥大化して芋になっています。大根やにんじんも、同じように根を食べています。

地下の茎を食べるじゃがいも

地下の茎を食べるじゃがいも
じゃがいもを掘ると、白い茎の先にいもがついています。私たちの食べるじゃがいもは地下の茎なのです。れんこんや生姜も同様です。

茎から育つ?栽培方法もいろいろ。

食の源でもある種ですが、野菜を育てるにあたっては、必ずしも種を畑に直接蒔くわけではありません。種から苗を作り畑に植え替えることもありますし、じゃがいもや生姜は、普段食べている茎の部分を種芋として土に植えると、そこから芽が出て育ちます。さつまいもは、根である芋から苗を作り、その苗を土に植えて栽培がスタートします。

 野菜によって、必要な日射量や“良い土” “良い水”の条件も変わります。多様な野菜の個性に合わせて、その野菜が上手に育つ環境を整えるのが農業です。土から吸収した栄養と水で育つ野菜。だから土づくりにこだわり、水を大切にするのです。

 

世界で違うオーガニック(有機)認証。

有機農業

 日本では「有機JASマーク」が一般的ですが、世界でも野菜などに対して有機認証が行われています。中でも厳しいのは欧州で、栽培に使用される種も有機栽培であることが求められます。
 ただ、どの国でも、根本にあるのは農薬や化学肥料などに頼らず、環境への負荷をできる限り減らそうという考え方。日本の場合は、「遺伝子組み換えはしない」「2年以上、化学合成された農薬および肥料を使用していない土壌で栽培する」ことなどが定められています。なお、石灰や食酢などの天然原料を栽培に使用することは認められており、これらも「農薬」に分類されます。そのため、有機農業を「無農薬」とは表現しないのです。

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