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ワタミオーガニック新聞 
第5回Newspaper

健康な卵は、健康な鶏から生まれます

瀬棚農場の鶏は、地面を自由に駆け回る平飼いで飼育。卵は国内でも数社しかない有機JAS認証を受けています。

国内の鶏の大半は、狭いケージで一生を終えます

北海道で有機JAS認証を受けた養鶏を営む、ワタミファーム瀬棚農場。鶏舎をのぞくと、風が通る明るいスペースが広がり、鶏たちが自由に駆け回ったり、エサをつついたりする姿が見られます。

一方、日本国内に目を転じると、鶏のこうした様子は、稀有なものだとわかります。畜産技術協会によると、日本の採卵用鶏舎の約92%がケージ飼いを採用しています。それは、鶏1羽がギリギリ入る大きさの金網のケージを積み重ね、その中に鶏たちを閉じ込めて飼う方法。鶏舎1棟で何万羽も飼育でき、水やエサやりも自動化することで、手間も減らせます。人にとっては、多くの卵を効率よく採卵できる仕組みといえます。

しかし鶏にとってはどうでしょう。鶏舎に外からの風は吹かず、太陽の光も射し込まない。鶏は地面をくちばしでつついてエサを探す習性があるのに、足もとにあるのは金網だけ。羽を広げるスペースすらありません。ストレスから他の鶏を傷つけないようにと、ヒナのうちにくちばしを焼く鶏舎すらあるのです。

こうした現状に、国際的に待ったをかけるのが、動物を飼育する際は、動物が快適で健康に過ごせる環境を整えようという「アニマルウェルフェア」の考え方。これはただ動物の幸せだけを願うものではありません。たとえばケージ飼いの鶏は、その環境から病気になりやすく、抗生物質など薬の力が必要となります。一方で本来の習性に沿って飼育された鶏は、病気にかかりにくく、薬に頼らなくても健康を保てるのです。
卵は鶏の体が作るもの。健康な卵は、健康な鶏から生まれます。ワタミファームの鶏舎では、今日も鶏たちが元気よく走り、にぎやかに鳴きながら、おいしい卵の恵みを私たちに分けてくれています。

[黄身の色が濃い卵=おいしい卵ではないんです]

黄身の色が濃い卵=おいしい卵ではないんです

卵を割った時、黄身が濃いオレンジ色だと「おいしそう」と思いませんか。
でも実は、黄身の色とおいしさは無関係。
小麦など穀物を食べた鶏の卵の黄身は本来淡い黄色ですが、鶏のエサに着色用の添加物を混ぜることで黄身に色付けを行っていることもあります。
卵はとても正直者。
母体である鶏が食べた物やその健康状態は、そのまま卵に反映されます。
そしてそれは巡り巡って私たちにもたらされる。
卵を採るための鶏であっても、その鶏の健康を重視するのは、私たち自身の健康な食を守るためでもあるのです。

[日本の採卵用鶏舎の約92%※がケージ飼い。鶏の自由を奪っています]

 日本の採卵用鶏舎の約92%※がケージ飼い。鶏の自由を奪っています

一般的なケージ飼いの鶏に与えられているスペースは、紙のサイズでいえば1羽あたりわずかにB5サイズ程度。
羽を伸ばそうとしても広げきれず、骨折する鶏もいます。
戦後の畜産の近代化にともなって、生産性と効率性を追い求めた結果、日本の多くの鶏舎がケージ飼いを採用し、その状態は現在も続いているのです。
※平成26年度「採卵鶏の飼養実態アンケート調査報告書」(畜産技術協会)より。

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