ワインは12月から順次発送させていただきます

復興の象徴として、この地でワインを造る

東日本大震災で大きな被害を受けた陸前高田市。ワタミオーガニックランドでは、その津波被災地区の復興を象徴とする事業として0（ゼロ）からワインを造る取り組みを始めました。

津波によって多くの土が流されてしまった土壌。少ない土で栽培することができ、雇用を生み出して地元に貢献できるものはないか。そんな思いからぶどうの生産（1次産業）、加工（2次産業）、販売（3次産業）を融合した6次産業化を目指したワイン造りに着手しました。

ぶどうの樹を大きくしすぎず密植栽培を行うことで収量を確保、健康な樹を育てます。また、ぶどうの根や水分をコントロールすることでぶどうの果実の糖度を上げる工夫をし、おいしいワインを目指します。

そして2022年4月からは、このぶどう畑でソーラーシェアリングという挑戦も開始。
ソーラーシェアリングとは、太陽をシェアし太陽光発電とパネルの下で農産物を生産する取り組み。

本来植物は太陽から光合成をするので、パネル下がすべて日蔭では生育はしませんが、植物にとって必要な光の量はさまざまで、特にぶどうは太陽光の40％の光があれば育つということが、研究論文などでは知られています。
また、ぶどうの果実は雨があたるとカビで腐敗しやすくなるため、従来対策としてぶどうに傘や袋をかけています。
そのうえ、ぶどうはどんどん蔓を伸ばしていく植物ですので、その蔓を伸ばすためのたくさんの柱や誘引線が必要となります。

この「太陽光の使い方」と「雨除け」と「誘引線」を一挙両得ならぬ、一挙三得としたのが今回のソーラーシェアリングの挑戦です。

0から一緒にワインづくりを楽しみませんか？

ワタミオーガニックランドでは、ぶどう畑の環境やワイナリーの設備を整えるために「０からワインをつくる会」というワインオーナー制度を設けました。

ぶどうの樹の成長を見守っていただくとともに、オーガニックランドで開催するイベントや農業体験へのご招待など優先的にご案内させていただきます。また、会員1口当たりワイン2本セットをオーナー特典としてお送りいたします。

陸前高田の復興をご支援いただくと同時に、土の無い状態からワインができるまでの過程や、ぶどうの樹やワイナリーの成長を、プチワインオーナーの気分で一緒に見守ってみませんか？

このページから、会員カードを購入いただくことで、お申込いただけます。

※20歳未満の方はご入会いただけません。
※各種ご連絡は、ワタミオーガニックランドより差し上げます。
※本会員加入にかかる決済方法は、クレジットカードまたは銀行振込（振込手数料はお客様負担）のみとなっております。


【オーナー特典ワインセット詳細】
毎年11月30日を年度の締め切りとして、12月～3月の間にワイン2本を送付。
2023年度までは、岩の原葡萄園様のマスカット・ベーリーＡのワイン2本をお送りいたします。

マスカット・ベーリーAは、日本のワインぶどうの父と呼ばれる川上善兵衛（1868年～1944年）さんによって生み出された赤ワイン用の品種。
その川上善兵衛さんが開設した、新潟県岩の原葡萄園様のマスカット・ベーリーＡの穂木（ブドウの苗は病虫害から守るために接木されるものがほとんど、穂木は苗の上側、台木は苗の下側）を使って苗にしたものを、2021年5月ワタミオーガニックランドのぶどう畑に植えました。

2024年以降は、ワタミオーガニックランドで栽培したぶどうからつくったワインをお届けしていく予定です。
ぶどうの収穫までは3年ほどかかります。24年の収穫に向けて、マスカット・ベーリーＡの成長にご期待ください。

※本制度に関するお問い合わせは、ワタミオーガニックランド事務局までご連絡ください。
電話：0192-53-2107　（10:00‐17:00）
メール：info-rt-organic@watami.net